空飛ぶ自家用車「Volar」が試験飛行に成功――10年後の交通手段になるか

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Bellwether Industries/YouTube

ロンドンに拠点を置くスタートアップ企業であるBellwether Industriesが2022年1月、eVTOL (電動垂直離着陸)機からなる空飛ぶ自家用車「Volar」の試作機で行った自由飛行試験の映像を公開した。今後10年以内に人々が空を使って通勤するようになることは必然だとコメントしている。「飛ぶ」ことを意味するVolarは、新たな交通手段として、交通が密集する都市部での効率のよいエアモビリティ社会を実現するとうたっている。

「Antelope」と呼ばれるVolarのハーフサイズ試作機は、飛行試験のために2年にわたり度重なる飛行性能改善に取り組まれた。他の飛行機に類似した空飛ぶ車と異なり、翼や回転翼も見受けられず、実際の車が「飛ぶ」ことに重きを置いている。車体は超軽量の航空宇宙材料で製作されている。

2023年にはフルサイズのVolar試作機開発が予定されている。最終的な製品としてのVolarは、約900mの高度で巡航し、時速約220kmを想定。最終価格は未定とのこと。Bellwether Industriesは、2028年までに空飛ぶ自家用車としてeVTOL機を市場に投入することを目指しており、今回の飛行試験はVolarの完成に向けた大きな一歩となった。

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