- 2022-4-26
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- LiDAR, アプライド インテュイション, グラウンド・トゥルース・パーセプション, ルミナー, 日産, 緊急回避性能, 自動運転, 運転支援技術
ProPILOT-コンセプトゼロ試作車
日産自動車は2022年4月25日、クルマの緊急回避性能を大幅に向上させる運転支援技術「グラウンド・トゥルース・パーセプション（Ground truth perception）技術」を発表した。
同技術は、物体の形状や距離を高い精度で認識する次世代高性能LiDARやカメラ、さらにレーダーからの情報を組み合わせて、周囲の空間と物体の形状を正確に把握。さらにその変化をリアルタイムに捉えることができる。これにより、常に変化する状況を瞬時に分析し、自動的に緊急回避操作することができるようになる。
また同技術は、前方の渋滞や路上の障害物などを遠方から検知し自動で車線変更することや、ホテル玄関前へのアプローチなど、地図情報が整備されていない敷地内の道における自動運転も可能にする。
同社では、次世代LiDAR技術ではルミナーと、デジタル環境下での検証技術ではアプライド インテュイションとパートナーシップを組み開発を進め、2020年代半ばまでの開発完了を目標にしている。その後順次新型車へ搭載し、2030年までにほぼすべての新型車に搭載することを目指す。
