既存の安全基準のほぼ2倍を達成した、新しいチューブレスホイールを発売 スペシャライズド

スペシャライズドは2022年5月12日、コンポーネントブランドのRoval(ロバール)が、新しいチューブレスホイール「RAPIDE CLX II」「ALPINIST CLX II」「ALPINIST CL II」を発売したと発表した。既存の安全基準のほぼ2倍を達成している。RAPIDE CLX IIの価格はフロント14万8500円、リア20万3500円。ALPINIST CLX IIの価格はフロント14万3000円、リア19万8000円。各税込み。

新しいチューブレスホイールは、フックドリムを採用。タイヤと幅の選択肢を広げ、さらに110psiまでの空気圧に対応する。最速クラスの形状、超軽量の優れた反応性といった従来の特徴に加え、スピードとグリップに優れたチューブレスのメリットを兼ね備える。

Rapide CLX IIとAlpinist CLX IIは、チューブレスレディに進化。これまでのパフォーマンスに加え、チューブレスによるより低い転がり抵抗、優れたハンドリング性能、耐パンク性能を搭載する。最大空気圧110psiまでに対応したフックドリムの採用により、タイヤビードを確実に保持しながらチューブレス化やタイヤの着脱が今まで以上に簡単になっている。

Rapide CLX IIは、リムハイトの高いタイムトライアル用ホイールの空力性能と、リムハイトの低いヒルクライムホイールの軽量性に、チューブレスの優れた効率性と卓越したハンドリング性能を融合。実際の走行環境下で世界最速クラスという特長を受け継ぎ、進化させている。優れた空力性能による効率的な走りと登坂性能を兼ね備えているだけでなく、風の影響を受けにくい安定性とハンドリング性能を有する。

RAPIDE CLX II Satin CarbonGloss Black

また、Rapide CLX IIの開発では、これまでで最も厳格で広範囲にわたる開発とテストを実施。耐衝撃基準が現在の業界基準のほぼ2倍でありながら、可能な限り軽量化している。

Roval史上最も軽量でハンドリング性能に優れたAlpinist CLX IIは、Alpinist CLXの走りはそのままに、新たにチューブレスシステムを採用。重量が増えないよう厳しく配慮しており、軽快に走ることができる。

ALPINIST CLX II Satin CarbonGloss Black

Rapide CLX IIは、フロントがリムハイト51mmで外幅35mm、リアがリムハイト60mmで外幅30mm。前後に異なる特性を持たせ、最適化しており、リムハイト65mmのほとんどのホイールよりも速く、強風下ではCLX50よりも25%安定している。また、スペシャライズドのFreeFoil Shape Libraryを開発したものと同じ最適化アルゴリズムで作成した。リム形状には、境界層の遷移、表面の凹凸、節点がない。

ライダーが過剰に反応してしまう0.5~2秒の突風での安定性にフォーカスを当ててリム形状を開発

Rapide CLXI Iは、リムハイト100㎜のTT用ホイールと比較してもそのCdA値は許容誤差の範囲に収まっている

タイヤは接地面を転がると、ケーシングが必ず変形するが、これが内部摩擦を生じさせ、転がり抵抗を増やし、前進に使われるはずのエネルギーが消費される。このため、スピードとグリップは内部摩擦が少ないほど向上する。チューブを使うと変形する要素が増え、摩擦がより多く発生し、エネルギーがより多く失われる。

チューブレスは、変形する要素がタイヤのみになり、内部摩擦と失われるエネルギーが軽減し、前進するためのエネルギーをより多く残すことができる。変形する要素がシンプルになると、路面の凹凸に応じた形にタイヤが添いやすくなり、グリップと快適さが向上する。これらのメリットは、速度や地形に関係なく常に得られるため、タイヤが転がっている間はチューブレスの方が速い。

転がり抵抗の低減は平均8%で、高性能レースタイヤで時速40kmで走行したと仮定した場合、タイヤ1本あたり1.7ワット、バイク1台あたり3.5ワットの節約になるという。

チューブレスにすると、チューブの分だけ内部摩擦が減少し、スピードとグリップが向上

フックドリムの採用でチューブレス対応となった新型ホイールは、チューブレスタイヤがもたらすあらゆるメリットを搭載。パンク穴はシーラントが自動で塞ぎ、転がり抵抗が低いことに加え、空気圧の設定幅がより広いため、どんな路面でも優れたライドクオリティーとハンドリング性能を提供する。外径寸法の変更により、タイヤのビードに1.4mm余裕を持たせており、パンク修理を含むタイヤの着脱がより簡単になっている。

AeroFlange ハブは、新しいSINC セラミックベアリングと、より軽量でシンプルなラチェットシステムを採用したDTスイスの最新EXP フリーハブを搭載。また、フリーハブボディーの交換を簡単にするベアリングの間隔を広げたデザインを採用している。

Alpinist CLX IIは、スペシャライズドのチューブレスタイヤと併用するシステムとしてデザインされている。前後で1250グラムの軽さで、あらゆる認証機関のほぼ2倍の耐衝撃基準をクリアしている。また、Rapide CLX IIと同様にAlpinist CLX IIもフックドリムを採用。チューブレスに対応する。リムの外径寸法は変更しており、タイヤのビードに1.4mm余裕を持たせ、パンク修理を含むタイヤの着脱がより簡単になっている。

新開発のLightAF ハブは、前作のAlpinist CLX ハブから50g軽量化。DTスイス EXP インターナルとSINC セラミックベアリングを採用し、滑らかな回転が生む効率性と優れた耐久性を提供する。

RAPIDE CLX IIは、重量1505グラム(リムテープとバルブを含むと1520グラム)、耐荷重125kg。ALPINIST CLX IIは重量1250グラム(リムテープとバルブを含むと1265グラム)、耐荷重125kgとなっている。

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