- 2022-6-16
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- CAM, CAMシステム, CAM演算ロジック, NTTデータエンジニアリングシステムズ, Space-E, Space-E 2022 CAM, ミガキ作業
NTTデータエンジニアリングシステムズは2022年6月15日、優れたCAM演算ロジックを搭載した製造業向けCAMシステム「Space-E 2022 CAM」の販売を同年10月より開始すると発表した。高精度/高品質加工により、人による手間や手作業を軽減する。
Space-E 2022 CAMは、仕上げ工程のミガキ作業を削減するとともに、高い操作性でCAMの設定時間を短縮する。大物の重切削から小物の精密加工まで対応。ユーザーインターフェイスも最適化している。
優れたCAM演算ロジックにより、滑らかな加工経路を作成。高精度/高品質の加工を提供する。品質よく複雑な曲面を仕上げられるため、人によるミガキ作業を軽減する。
荒加工では、ラジアスエンドミルのメリットを最大限に活かした加工経路を作成。両刃を利用し、工具負荷を一定にして工具のビビリや刃こぼれを防止する。また、自動で荒取りから仕上げ加工まで取り残し領域を認識。経路を必要箇所にだけ作成し、効率的に加工する。従来のSpace-Eで作成した加工工程も流用できる。
CAMメインパネルは、1つの画面で、モデル、加工工程全体の流れ、加工条件、経路の確認など一連の作業ができる。また、1つの機能パネルに、加工範囲、工具、加工条件などの設定を統合。入力や確認が必要な項目を分かりやすく表示する。
さらにこれまでに比べ、機能や工具の設定時間を70%、CAMの設定時間を60%短縮。ライセンスは、オンプレミス版とクラウド版の2種類を提供する。
同社は現在、Mold Future Space – OKINAWA(MFS-OKINAWA)にて5軸加工を活用した加工業務の自動化と高品質加工に取り組んでいる。今後、製造業に特化したCADシステムと5軸CAMシステムを開発していく。