高能率粗加工用高送りカッターのラインアップを拡充 住友電気工業

住友電気工業は2024年4月10日、高能率粗加工用高送りカッター「SEC-スミデュアルミル DMSL型」と「SEC-スミデュアルミル DMSW型」の、25型番の販売を2024年6月より開始すると発表した。刃径ø35~ø100mmの25型番の拡充により、さまざまな加工条件に対応する。

小さい切込み角と大きな切込みを、複合円弧形状の切れ刃で両立する。切込みを大きくできない場合でも、1刃あたり最大3.5mmの超高送り加工に対応。送り量が小さい領域では、1刃あたり最大1.5mmを超える大切込みの加工に対応する。

また、切削抵抗を小さい切込み角で背分力方向へ制御するため、工具突出し量が長い加工でもびびりが発生せずに安定する。さらに、複合円弧切れ刃がさらい刃のような効果を発揮するため、超高送り加工でも加工面の粗さが極端に低下することを抑制する。

ラインアップは、DMSL型が柄付きタイプ 刃径ø35、ø40mmの2型番、ロングシャンクタイプ 刃径ø40mmの1型番、モジュラータイプ 刃径ø35~ø42mmの4型番、シェルタイプ 刃径ø40~ø80mmの10型番。DMSW型は、シェルタイプ 刃径ø52~ø100mmの8型番を展開する。

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高能率粗加工用高送りカッタ 「SEC-スミデュアルミル™ DMSL型/DMSW型」の25型番を販売開始 | 住友電工

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