MATLABを用いた実機開発を特集――「Interface」の2022年9月号を発刊 CQ出版社

CQ出版社は2022年7月25日、コンピューター・サイエンス&テクノロジ専門誌「Interface」の2022年9月号を発刊した。定価は1118円(税別)となっている。

同号では、「6カ月ライセンスで制御/画像/AI MATLAB実機開発」を特集としている。画像/音声処理やディープラーニング、ドローンの姿勢制御など、さまざまな実機開発を解説するほか、6カ月間の無料ライセンスも読者限定で用意した。MATLABやSimulink以外に、記事内で紹介した事例を試すために必要なツールも含めたものとなっている。

第1部「まずは体験」では、初めての画像、音声処理や無線LANを用いた人検出、AI(人工知能)を用いた位置検出、ディープラーニングによる環境音認識などを紹介した。

第2部「MATLABならでは!テスト駆動開発」では、ラズベリー・パイを用いた曲線検出システムの製作などを取り上げている。

第3部「マルチコプタのモデリングと制御則設計・実装」では、ドローンの飛行原理や自在に動き回る仕組み、数学モデルの作成、実験データを用いてパラメータを求める「システム同定」についての内容などを紹介した。

第4部「専門家しか作れなかったスイッチング電源の開発にトライ」では、スイッチング電源のフィードバック制御やSimulinkで制御ソフトを作成して手作業でC言語とする方法などを記載している。

第5部「カルマン・フィルタを攻略して姿勢検出」では、慣性センサのあらましやデータの前処理、数式を.mファイルとすることで姿勢の抽出アルゴリズムを作成する方法、MATLABで構築したアルゴリズムをマイコンに導入する方法などを取り上げた。

その他、連載記事として、「逆引きMicroPython」「マイコン制御の自動運転カー製作記」「ラズパイPicoDAC[完全版]の製作」などに加え、新連載「IT資格&試験ファイル」では「情報技術の基礎知識を問うITパスポート試験」を取り上げている。本号は、別冊付録「プログラミング学園 Python部」がついて、B5版242ページの超特大号となっている。

関連リンク
Interface 2022年9月号

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