- 2022-11-25
- 機械系, 製品ニュース
- IMU, M-G330PDG, M-G366PDG, M-G370PDF, M-G370PDS, エプソン, ジャイロセンサー, セイコーエプソン, 加速度センサー, 慣性計測ユニット
セイコーエプソンは2022年11月24日、高性能な6軸センサーを搭載した慣性計測ユニット(IMU)のスタンダードモデル「M-G366PDG」とベーシックモデル「M-G330PDG」のサンプル出荷を2023年1月より開始すると発表した。量産開始は2023年春を予定している。
同社IMUは、高精度、高安定、低ノイズの特長を有するハイスペック製品「M-G370PDS」と「M-G370PDF」を約1インチの縦横サイズを基本とした1インチサイズプラットフォーム製品としてラインアップしている。
M-G366PDGとM-G330PDGは、M-G370PDSとM-G370PDFと互換性を持ち、24×24×10mm3という1インチサイズプラットフォームの選択肢を拡充。小型、軽量、低消費電力という特長を有する同製品のラインアップの充実により、ユーザーは用途に合わせて最適な製品を選ぶことができる。
新製品は、同一モデルで、ユーザーが加速度センサーの検出範囲±8G/16Gを切り替えて使用できる。加えて、ジャイロセンサーのすべての検出範囲で、ノンリニアリティ特性0.05%を達成。ゆっくりした動作から早い動作まで、さまざまな動作を高精度に計測できる。また、16mAの低消費電流となっている。