ドライバー不要、自動運転型の電気トラックを開発するEinrideがドイツ進出

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スウェーデンの物流テクノロジー企業Einrideは2022年9月15日、欧州最大の輸送市場であるドイツへの進出を発表した。世界的な家電メーカーのElectroluxをはじめ、現地のパートナーとすでに契約を結んでいるという。

Einrideは、配送インテリジェンスシステムの「Einride Saga」、電気自動車や自律走行車の輸送団、充電/接続ネットワークを通じて、スマートで環境に優しく、費用対効果の高い貨物輸送手段の提供を目指す技術企業。ドライバーを搭乗させず、遠隔監視で自律走行させる電気トラック「Einride Pod」を開発しており、アメリカ運輸省の道路交通安全局(NHTSA)から、自動運転型電気輸送(Autonomous Electric Transport:AET)車両を同国の公道で走らせる承認を得たと2022年6月に明らかにしている。

すでにスウェーデンとアメリカでは電気トラックによる大規模な輸送団を運用しており、Lidl Sweden、Maersk、Oatlyといった業界大手の企業と提携している。今回のElectroluxとの取り組みにより、ディーゼル車での走行と比較してCO2排出量を92%まで削減できる見込みだ。

同社が開発するEinride Sagaは、データやAIを活用する輸送システムだ。注文/追跡/管理といった一連の配送の流れはシステムの配送予約画面上で確認できて、遅れが生じた際は、その理由と対応策を表示する。また、電気トラックと充電設備のネットワーク全体をリアルタイムで追跡し、問題があればAIで診断して解決する。さらに、CO2排出量、エネルギー使用量、パフォーマンスに関するレポートとリアルタイムの詳細が確認できる「Explore」アプリも提供。開発者用APIプラットフォームを使えば、サードパーティのシステムを用いてEinride輸送車のスケジュール管理も可能となる。

関連リンク

Einride Goes Live in Germany – Introduces a New Generation of Shipping Technology
New Type of Vehicle Developed by Einride Gets NHTSA Approval to Operate on US Public Road
Einride Saga

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