セマンティックPMIの3D図面を参照できる、無償ビューワ「XVL Player」の最新版を提供ラティス

セマンティックPMIの3D図面を参照できる、無償ビューワ「XVL Player」の最新版を提供　ラティス

ラティス・テクノロジーは2023年2月27日、XVLに変換されたセマンティックPMI（Product Manufacturing Information）の3D図面情報を、3D CADを使わずに閲覧できる無償ビューワ「XVL Player」の最新版Ver.23.0の提供を開始したと発表した。

2D図面を読み解くには熟練したスキルが必要になるが、設計情報が3D図面として展開されれば、正確に設計情報が理解できるので、設計意図も正しく把握できる。

先に同社がリリースした「XVL Converter Advanced」は、CATIA V5で設定した設計情報をセマンティック PMI（製品製造情報）としてXVLデータに変換できる。セマンティックPMIは、寸法や幾何公差の意味まで表現し、ソフトウェアが自動処理可能な情報。XVLは、同社が提唱しているXMLをベースにした超軽量の3D表現方法だ。

そのデータを最新版XVL Playerで読み込むことで、2D画面と同等の情報をより分かりやすい3D情報として確認できるようになる。設計部門では、3D設計後に2D図面を作成しなくても、関係者へ設計意図がより正しく伝わりやすくなる。

セマンティックPMIの3D図面を参照できる、無償ビューワ「XVL Player」の最新版を提供　ラティス