世界初、オール結晶化ガラスの酸化物全固体Naイオン二次電池を発表 日本電気硝子

日本電気硝子は2023年3月2日、世界で初めて結晶化ガラスを電池の主要部材のすべてに用いたオール結晶化ガラスの酸化物全固体Naイオン二次電池を発表した。有機系電解液を超えるナトリウム(Na)イオン伝導性と、広い作動温度域を持つ結晶化ガラス製の固体電解質を開発し、現行のβアルミナから置き換えている。

正極、負極、固体電解質といった主要部材を、すべて結晶化ガラスに統一することにより、同社の独自技術であるガラスの軟化流動を用いて強固に一体化し、非常に良好なイオン伝導パスをもつ蓄電素子を形成している。また、容易に蓄電素子を1つの電池内に集積できるため、電池設計の自由度が向上している。

集積電池(試作品)

ナトリウムは資源枯渇の心配がないことに加え、発火や爆発のリスクがないなどのメリットを持つ。こうした優れた特性を維持しながら、性能を向上している。

同社は今後も、安全かつ大容量の蓄電デバイスの実用化に向けて積極的に開発を進めていく。

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世界初、結晶化ガラス固体電解質を用いたオール結晶化ガラス全固体ナトリウムイオン二次電池を開発 | 日本電気硝子

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