階段も上って掃除する――2本脚を備えたロボット掃除機「Ascender」

ホームサービスロボットを手がけるMigo Roboticsが、階段などの段差に対応したロボット掃除機「Ascender」を開発した。

Ascenderの形状は、一般的なロボット掃除機のような円形ではなく、両サイドに折りたたみ式の脚を備えた長方形だ。階段などの段差に到着すると、両端の脚で支えて中央の本体を段差の上へと移動させ、その後再び脚を格納する。階段の踏み板であればそのまま左右に移動することで掃除し、さらに上へと上っていく。

マッピングはLiDARとVision Transformerを組み合わせたAIソリューションによるもので、最大5167平方フィート(約480平方メートル)の領域をカバーする。清掃モードは専用アプリでカスタマイズでき、カーペットの有無や掃除禁止領域の指定、マップ上で場所の名前の定義も可能だ。Amazon Alexaに対応しており、例えば「キッチンを掃除して」といった音声指示が可能だ。

Ascenderは、吸引と水拭きの両方に対応した2in1タイプのロボット掃除機だ。メーカー希望小売価格は1399ドル(約19万円)で、公式サイトで予約販売を行なっている。配送は、2023年8月を予定している。

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Migo – Migo Robotics

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