独H2FLY、液体水素を燃料として使う電動飛行機の有人試験飛行に成功

ドイツのシュトゥットガルトを拠点に、航空機用の水素燃料電動パワートレインシステムを開発するH2FLYは2023年9月7日、液体水素を燃料として使う電動航空機の有人試験飛行に成功したと発表した。

フライトは、航空機に動力を供給する水素燃料電池推進システムと、極低温で貯蔵された液体水素を搭載した同社のHY4実証機で実施。試験飛行の結果、高圧の水素ガスの代わりに極低温の液体水素を使用することで、HY4機の最大航続距離は750kmから1500kmに倍増し、排出ガスのない中長距離商用フライトに向けた重要な一歩となることが示された。また、タンクの重量と体積を大幅に低減できるため、有効積載量の増加にもつながる。

同社は2024年に、バーデン=ヴュルテンベルク運輸省との共同出資により、シュトゥットガルト空港に水素航空センターを開設する予定だ。このセンターは、燃料電池航空機の統合施設と液体水素インフラを提供し、ヨーロッパの航空産業と水素経済の中心になるとされている。

関連情報

World’s First Flight of Liquid Hydrogen Aircraft. – H2FLY

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