太陽光発電は化石燃料の5倍好まれるという調査――シェアはわずか2%も68%が支持

国際調査機関のGlocalitiesが2023年9月15日、世界21カ国の2万2290人を対象に実施した、太陽光発電の活用に関する報告書を公開した。太陽光発電は化石燃料由来の電力に比べ、5倍好まれていることが分かった。

現在、石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料由来の電力は、世界の電力消費の77%と大部分を占める。しかし、Glocalitiesの調査では、サステナビリティへの意識向上により、肯定的な感情を持つ人が少なくなってきており、化石燃料を好む人はわずか14%であった。クリーンエネルギーの人気は高まっており、中でも一番人気だったのが太陽光発電だ。太陽光発電を好むと答えた回答者は68%で、次ぐ風力発電(54%)や水力発電(36%)とも差をつけた。

しかし、現状の世界でのエネルギー消費に占める太陽光発電の割合はわずか2%に過ぎず、Glocalitiesはエネルギー転換を推進するリーダーシップが必要だとしている。

関連情報

Harnessing Solar Power

関連記事

アーカイブ

fabcross
meitec
next
メルマガ登録
ページ上部へ戻る