Semiconductor Industry Association(SIA)が2015年11月2日に発表したレポートによると、2015年7月~9月期の半導体世界売上高は、前期比1.5%増・前年同期比2.8%減の852億ドルだった。
また2015年9月単月での半導体世界売上高は、前月と比べて1.9%増大する一方で、前年同月からは2.8%減少して284億ドルとなった。
こうした結果を受けて、SIAのCEOであるJohn Neuffer氏は「2015年9月の半導体売上高は、世界中の市場で1年ぶりに前月を上回って回復の兆しを見せた。しかし第3四半期の売上高は、需要の低下や通貨安の煽りを受けて3カ月連続で前年同月を下回った」とコメントしている。
なお日本における2015年9月の半導体売上高は、前月比で0.5%の伸びを示したが、前年同月比では11.4%も縮小した。
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