- 2024-2-26
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- 2KWファイバーレーザー, HW2000, MOTOMAN AR900, MzLaserRobot-Ha, PentaLaser, レーザー溶接ロボット, レーザー溶接ロボットシステム, レーザー溶接機, 安川電機, 自動ティーチング位置補正機能, 豆蔵
豆蔵は2024年2月22日、レーザー溶接ロボットシステムのローエンドモデル「MzLaserRobot-Ha」の販売を2024年2月より開始したと発表した。手動で仮溶接、ロボットで自動溶接ができ、手動仮付けと自動溶接を容易に切り替えられる。
MzLaserRobot-Haは、省スペースかつ低価格のため容易に導入できる。2kWファイバーレーザーを搭載するほか、生産性を高める自動ティーチング位置補正機能を搭載する。
今回、豆蔵レーザー溶接ロボットシステムにローエンドモデルのMzLaserRobot-Haを加えたことで、既に販売されているハイエンドモデル、エントリーモデルと合わせて3ラインアップとなり、製品や用途、予算、レイアウトなどに応じて選択しやすくなる。
レーザー溶接機は、厳格なヨーロッパ基準に基づいて設計された高出力、高品質レーザーを搭載するPentaLaser製「HW2000」を採用。出力2000Wで、鉄とステンレスは板厚0.5~5mm、アルミは板厚0.5~3mmに対応する。ウィービングモードは点、線状、円形、楕円、三角、八の字で、ウィービング幅は0.2~5mm(点を除く)。使用できるワイヤー径は0.8mm、1.0mm、1.6mmの3種類となっている。
ロボットは、ロボット(溶接)速度に応じたレーザーパワー制御に対応する安川電機製「MOTOMAN AR900」を採用している。リーチ927mm、可搬重量7kg。ポジショナーは、1軸(回転)、2軸(回転+揺動)となっている。また、リピートワークの位置ズレをカメラによる画像処理技術で計算し、ロボットで位置補正して溶接する豆蔵製自動ティーチング位置補正を搭載する。