小径ボーリングバイトを発売――ナノ多結晶ダイヤモンドを採用、長時間の超硬合金加工が可能 住友電気工業

住友電気工業は2024年4月8日、小径ボーリングバイト「DABX型」を開発したと発表した。同年5月に販売を開始する。価格は、標準品の「DABX035R-02 NPD10」で6万4200円(税別)となる。

同製品は、ナノ多結晶ダイヤモンド「スミダイヤ バインダレス」を刃先に採用した。長時間の超硬合金加工が可能となっている。

ナノ多結晶ダイヤモンドは、粒径数十nmのダイヤ粒子が結合材なしに結合した構造となっている。単結晶ダイヤモンドと比べて高硬度、高靭性を示す。

また、剛性の高いシャンク素材や形状を採用。直径3mm、4mmの小径内径旋削も可能となっている。

同社は初年度で年間2000万円、2年後には年間3000万円の売上高を目指す。

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超硬合金内径旋削用スミダイヤバインダレス 小径ボーリングバイト「DABX型」を開発、販売開始 | 住友電工

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