ベルギーのMaterialise、3Dプリント製品のポートフォリオに3つの新素材を追加

ベルギーのMaterialiseが2024年4月9日、3Dプリント製品のポートフォリオに3つの新素材を追加すると発表した。

今回導入するのは、米HPのマルチジェットフュージョン方式用の「ポリアミド11(PA 11)」と「ポリアミド12S(PA 12S)」、熱溶解積層法用の「炭素繊維強化ポリアミド(PA-CF)」だ。今回の追加により同社が提供する3Dプリント素材は、38種以上に拡大する。

PA 12Sは、2024年3月6日にHPから発表されたばかりの新開発素材で、コスト効率と表面仕上げの美しさを両立している。Materialiseのマーケティング&プロダクトディレクターであるPieter Vos氏は、「PA 12Sの追加は強力で、早期導入者であることを誇りに思っている」とコメントした。

PA 11は生体適合性と柔軟性、耐久性に優れ、主に矯正器具や人工装具などの医療分野向け材料としての利用が期待できる。また、PA-CFは高強度かつ軽量で、産業機械や航空宇宙、自動車などの産業用途において重い金属部品の代替が期待できるという。

関連情報

Materialise Adds 3 New Materials to Enhance Accessibility to Industrial 3D Printing

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