専用HBシリーズレンズを活用できる最上位機種と最小4Kカメラを発売 GoPro

GoProは2024年9月4日、新商品として、専用のHBシリーズレンズを活用できる最上位機種「HERO13 Black」と最小4Kカメラ「HERO」を発表した。特許取得済みのGoProテクノロジーをベースとした独自の新機能を搭載する。税込み価格はHERO13 Blackが6万8800円、HEROが3万4800円となっている。

HERO13 Blackは、5.3K 60フレーム/秒のビデオ、エミー賞受賞のHyperSmoothブレ補正を搭載する。ビデオは、HD画質の720pでは最大400 FPS、5.3Kでは120 FPS、900pでは360 FPSで撮影できる。1900mAh Enduroバッテリーは容量が10%増え、電力効率も向上している。

簡単に着脱できるマグネット式ラッチマウントが用意されており、内蔵のマウントフィンガーと1/4-20マウント用ネジを活用すれば、3通りの方法でマウントできる。また、Wi-Fi 6テクノロジーを搭載し、転送スピードが最大40%高速になっている。

HLG HDRビデオは放送標準の10ビット、Rec.2100の色空間、HDR単独よりも広い色域で撮影できる。オーディオは詳細にカスタマイズでき、臨場感重視のバランス設定のほか、背景音の中で声を際立たせる設定を選ぶことができる。また、GPSとパフォーマンスステッカーにより、速度、経路、地形、高度、加速度を追跡し、サードパーティのメディア管理アプリでジオタギングをサポートする。

Voltaパワーグリップ、メディアモジュラー、ライトモジュラーが付属したHERO13 Black Creator Editionは税込み10万3800円となっている。GoPro.com限定としてアクティビティ向けのアイテムがそろったHERO13 Blackアクセサリーセットも販売する。

また、4種類のHERO Black(HB)シリーズレンズをラインアップした。GoProが特許を取得しているHyperSmoothブレ補正機能に対応するほか、撥水コーティングが施されている。取り付けたレンズは自動検出し、設定をレンズの種類や環境に応じて最適に調整する。

超広角レンズモッドは、視野角177度、アスペクト比1:1であらゆるシーンを広範囲で捉える。カメラ内蔵の360度水平ロックにより、最大4K60の解像度でビデオのブレを補正する。マクロレンズモッドは、GoProの標準レンズと比較して最大4倍のクローズアップに対応する。

マクロレンズモッド

アナモフィックレンズモッドは、従来の広角映像よりも歪みの少ない映像を21:9のアスペクト比で撮影する。NDフィルター4枚パックは、ND4、ND8、ND16、ND32がセットになっており、簡単にシネマティックなモーションブラー効果を加えることができる。

もうひとつの新商品HEROは、重量86gで、マウントフィンガーを内蔵していてもHERO13 Blackと比較して35%小さく、46%軽くなっている。スクリーン搭載の4KカメラとしてはGoPro最小で最軽量だという。優れた耐久性と水深5mまでの完全防水性能により、沼地、雪、水中などの環境でも使用できる。

最小4Kカメラ「HERO」

直感的なタッチスクリーンとワンボタンコントロールを採用しており、モードボタンをスワイプまたは押すだけで、モードを切り替えられる。また、Ultra HD 4K、HD 1080pビデオ、12MP写真、2.7K 60FPSでのスローモーション撮影に対応する。

アスペクト比はYouTubeに最適な横向きビデオを採用できる16:9を採用している。GoPro Quikアプリの使用により、HyperSmoothビデオブレ補正が映像のブレを自動的に補正する。Enduroバッテリーは、1回の充電で、最高画質設定で100分間連続撮影できる。

関連情報

2種類の新しいカメラを発表:HERO13 Black (68,800円) と HERO (34,800円)

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