機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy」が、「スポット溶接」の自動見積もりにも対応する。
ミスミグループ本社が提供するmeviyは、従来から板金溶接のサービスを提供し、対応範囲を拡大してきた。今回、多くの顧客からの要望に応える形でスポット溶接の自動見積もりを開始する。
点(スポット)で接合するスポット溶接は、一回の溶接範囲が狭いため熱によるひずみが少なく、外観などの仕上がりが気になる箇所に適している。これまでは加工業者に依頼する場合が多かったが、meviyでの対応を要望する声が多かったという。
サービス開始は2024年10月7日からで、「板金溶接加工サービス」内に「スポット溶接加工サービス」を追加する。対応する材質は、鉄系(SPCC、SPHC、SECC)、ステンレス(SUS304、SUS430)、アルミニウム(A5052)となっている。各種表面処理にも対応する。
注文から出荷までは、表面処理なしの場合が5日目以降、表面処理ありの場合が7日目以降となる。どちらも通常溶接との組み合わせの場合はプラス1日となる。