- 2025-1-8
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- AFEELA 1, AI(人工知能), EV(電気自動車), Unreal Engine, ソニー・ホンダモビリティ, 対話型パーソナルエージェント
ソニー・ホンダモビリティは2025年1月6日、電気自動車(EV)「AFEELA」ブランド初となるモデル「AFEELA 1(アフィーラ ワン)」を発表した。米カリフォルニア州にて、2025年内の正式発売および2026年中旬の納車開始を予定している。日本市場でも、2026年内の納車開始を計画している。
AFEELA 1には、先進運転支援システム(ADAS)やモビリティとのコミュニケーション向けに対話型パーソナルエージェントを採用した。さまざまな車載機能を音声制御できるほか、行動計画の提案を受けたり、エージェントとの会話を楽しんだりといったことも可能となっている。
また、40のセンサー(カメラ、レーダー、LiDAR、超音波センサー)を内蔵し、これらが収集するデータと最大800TOPSの処理能力を有する電子制御ユニットを用いて、人工知能(AI)による運転支援を提供する。
同車の運転状況や周辺環境は、Unreal Engineでビジュアル化したADASビューやマップとしてディスプレイ表示される。
それぞれのシートに最適化した独自のサウンドシステムおよびディスプレイを採用する。ソニー・ホンダモビリティ独自のノイズキャンセリング技術やソニーの立体音響技術「360 Spatial Sound Technologies」を用いたオーディオ体験を提供する。
5Gデータ通信を含め、さまざまな機能や装備を3年間無料で利用できるサブスクリプションを備える。また、ともにOTA(オーバー・ジ・エアー)による機能アップデートに対応する。
充電は、テスラのスーパーチャージャーネットワークを利用可能。最大300マイル(約480km)の航続距離を目標に開発を進めている。
「AFEELA 1 Origin」と「AFEELA 1 Signature」の2トリムをラインアップにそろえた。価格はAFEELA 1 Originが8万9900ドル(約1400万円)から、AFEELA 1 Signatureが10万2900ドル(約1600万円)から。エクステリアカラーは、「Tidal Gray」「Calm White」「Core Black」の3色を展開する。