- 2025-2-4
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- STM32H7, STM32H747IDiscoveryKit, STM32H7計測&通信用ハイスペック I/O Module開発, ZEPエンジニアリング, デジタル無線通信, 信号処理
ZEPエンジニアリングが、STM32H747IDiscoveryKitを使って信号処理の基礎理論やプログラミング技術を学ぶ開発キット付きオンラインセミナー「ARM M4/M7/DSP 500MHz!STM32H7計測&通信用ハイスペック I/O Module開発」の提供を開始した。著者/講師は、ラジアンの加藤隆志氏とY-Logicの山田浩之氏が務める。
STM32H747IDiscoveryKitは、STM32H7マイコンに大型液晶ディスプレイ、アナログ回路を搭載したオールインワンキットだ。STM32H7はCortex M4、M7、DSP内蔵の動作クロック480MHzのSTマイクロエレクトロニクス製マイコンだ。処理速度は1000DMIPS超でデジタル変復調などの高度な信号処理にも対応する。各種インターフェース、MIPI DSIのLCD出力なども備える。
本セミナーでは、STM32H747IDiscoveryKitを動かしながら、音声帯域の信号処理やデジタル無線通信をテーマにして、信号処理の基礎理論やプログラミング技術を学ぶ。セミナーでは基本的なテキストの送受信を体験できる。また、デジタル信号処理に焦点を当てて、ソフトウェアだけで無線システム全体を網羅する。セミナー中の実験では音声帯域で行うが、そのまま高周波に変換すれば、一般的なデジタル無線送信機を作れる程度の知識レベルを目指す。
商品内容は、「STM32H747I-DISCO」「送受信実験用マイク&スピーカ」に加え、セミナー用のオンライン講義611分、解説テキスト288ページ、および実験/開発用ソースコードが付属する。
価格は8万8000円(税込)で、同社オンラインショップで販売中だ。
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