タグ:Nature Communications
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リチウムイオン電池の密度を3倍に、フッ化鉄をベースにしたカソード用新素材を開発
米ブルックヘブン国立研究所は2018年6月14日、リチウムイオン電池の電極(カソード)に用いる新素材を開発したと発表した。1000サイクルを超える可逆性と1g当たり420mAhの容量を確認しており、エネルギー密度が3倍に…詳細を見る -
低エネルギーで複数電子を授受できる超原子を作成――高効率のバッテリーや半導体の実現が視野に
米バージニアコモンウェルス大学のKhanna教授らの研究グループは、低エネルギーで複数の電子の授受が可能な超原子を作成する方法を発見したと発表した。効率的なバッテリーや半導体の開発につながる可能性がある。研究結果は、20…詳細を見る -
ハーバード大、水陸両用で水中も歩けるゴキブリ型超小型ロボット「HAMR」を開発
陸上・水上を歩き、潜水もできる超小型ロボットがハーバード大学で開発された。このゴキブリにも似た外観を持つロボットは、ハーバード大学ジョン・A・ポールソン 電子工学・応用科学部(SEAS)が開発した「ハーバード歩行型マイク…詳細を見る -
目からビーム!?――レーザー光線を発射できるコンタクトレンズ
スコットランドのセント・アンドリュース大学は、基板を使わない柔軟で軽量な有機薄膜レーザーを開発した。何にでも取り付けることができ、コンタクトレンズの表面に貼り付けて装用すれば、目からレーザー光線を放つこともできるという。…詳細を見る -
砂漠の大気から水を取り出すデバイス、MITが実証実験開始
マサチューセッツ工科大学(MIT)は2018年3月22日に、金属有機構造体MOF(Metal-0raganic Framework)を活用し、太陽光のみで作動する造水装置の実証実験を砂漠地域で実施したと発表した。この研究…詳細を見る -
水不足や食料不足の解消をめざす――育成に必要な水分が25%少ない農作物の開発に成功
農作物の栽培には大量の水が必要で、地球上の真水の90%は農業に使われているという。世界の人口増加に伴って食料を増産する必要があるが、そのための水資源は不足している。水不足から、やがて大規模な食料不足になることは避けられな…詳細を見る -
シドニー湾の水が飲める――グラフェン薄膜で安全な飲料水を作る「Graphair」
オーストラリア連邦科学産業機構(CSIRO)は、海水淡水化の効率を大幅に向上させるグラフェン膜「Graphair」を開発した。新しい濾過技術の効率は極めて高く、シドニー湾で採取した水を安全に飲める水に変えることができたと…詳細を見る -
ナノスケールの金属構造物を3Dプリントする新プロセスを開発
カルフォルニア工科大学が2018年2月9日、ナノスケールの金属構造を3Dプリントする新技術を開発したと発表した。金属イオンを含む有機足場鎖を合成することにより、従来よりも桁違いに小さい金属構造の3Dプリントができるようだ…詳細を見る -
有機半導体の形状記憶現象を解明――分子マシンへの応用可能性
米イリノイ大学化学生体分子工学Ying Diao教授が率いる研究チームは、有機結晶の形状記憶効果を引き起こすメカニズムを解明したと発表した。電気エネルギーを使う無機トランジスター技術と比べ、より低エネルギーで可逆的な形状…詳細を見る -
英エクセター大、光パルスで超高速演算するナノスケールの「光学式そろばん」を開発
英エクセター大学のC. David Wright教授を含む国際研究チームが、光パルスを使用して演算するナノスケールの光学式デバイスを考案した。電子よりも高速な光パルスを使って演算すると同時に、従来の「そろばん」のように結…詳細を見る