タグ:Nature Communications
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スクリーン印刷技術を活用して有機トランジスタ大規模集積回路を製造
スウェーデンのリンショーピング大学は、2019年11月11日、同大の有機エレクトロニクス研究所(LOE)がResearch Institutes of Sweden(RISE)と共同で、100以上もの有機電気化学トランジ…詳細を見る -
様々な設計への応用が広がる折紙工学――折り紙による双曲放物面の構造特性を解析
折り紙で鶴を作ったことがある人は多いだろう。折り鶴ほどではないにせよ、一枚の紙を山・谷・山・谷と折り込んだ「双曲放物面」は、折り紙愛好家の間でも良く知られている。米ジョージア工科大学と東京大学の研究チームは、折り紙から作…詳細を見る -
スタンフォード大が研究するナノスケールフォトンダイオード――光子が情報処理する高速コンピューティングに向けて
スタンフォード大学の研究チームが、光を1方向にだけ伝播するフォトンダイオードをナノスケールで作成する手法を考案した。従来の光アイソレータと異なり小型化が可能であり、電子の介在なく光だけでデバイス素子を構成できる新技術の開…詳細を見る -
コンピュータの高速化につながる多値論理トランジスタを開発――バイナリを超える論理回路を目指して
テキサス大学ダラス校の研究チームは韓国の研究者らと共同で、結晶質と非晶質の酸化亜鉛(ZnO)を組み合わせることで、0と1の2値だけでなく3個以上の論理値を持つ多値論理トランジスタを開発したと発表した。既存のコンピュータチ…詳細を見る -
ウェアラブルデバイス向けに繊維状リチウムイオン電池を開発
香港理工大学(PolyU)の研究者たちが、エネルギー密度、曲げ範囲、耐久性のいずれの点においても、既存の曲げられる電池のどれよりも高性能な、繊維状リチウムイオン電池を開発した。その研究成果は、『Nature Commun…詳細を見る -
二酸化炭素を液体燃料に変える研究――植物をヒントに可視光を使った人工光合成
イリノイ大学の研究者らは、植物のように水、二酸化炭素、可視光を使って人工光合成を行い、燃料を生産することに成功した。金触媒の助けを借りて二酸化炭素をプロパンのような液体燃料に変換することで、二酸化炭素の排出の抑制と同時に…詳細を見る -
指先に乗るほどの小さな原子ビームコリメータを開発
ジョージア工科大学の研究チームは、指先に乗るほどの小型原子ビームコリメータを作製したと発表した。3段のカスケード型になっているのが特徴だ。長期安定性を活用してナビゲーションシステムに搭載できるほか、高精度センサーや量子情…詳細を見る -
生命の維持に睡眠が不可欠な理由――DNA損傷の修復に関係アリ
動物はなぜ眠るのか?その理由はいまだ謎のままである。しかし、イスラエルのバル=イラン大学の研究チームがその謎を解く鍵を発見した。生きた魚の脳内を3Dタイムラプスイメージング(経時変化映像化)技術で撮影し、DNA損傷の修復…詳細を見る -
まるで粘土のようなグラフェン――自由に成形できる酸化グラフェン「GO粘土」
グラフェンに関する研究開発は世界各地で行われているが、米国イリノイ州のノースウエスタン大学の研究チームは、酸化グラフェン(GO)を柔らかく変形可能な工作粘土(Play dough)のようにすることに成功した。 この…詳細を見る -
無電源で動作する物理的論理ゲートを開発――ハエトリソウがヒント
アメリカのペンシルバニア大学工学応用科学大学院の研究チームは、3Dプリンターを使って電源なしで動作する論理ゲートを開発したと発表した。入れ子構造になった条件分岐構造も可能で、水や油の有無といった周辺環境の単純な変化に応答…詳細を見る