ジャガー、今夏からの車両搭載に向け「INGENIUM」ガソリンエンジンの製造を開始

英ジャガー・ランドローバーは2017年4月12日、「INGENIUM」ガソリンエンジンの製造を開始したと発表した。同社のエンジン・マニュファクチャリング・センター(EMC)で製造し、今夏からジャガーとランドローバーの車両に搭載する予定だ。

EMCは同社が10億ポンド(約1430億円)を投じて開設・拡張した施設。イギリス内にある3カ所のジャガー・ランドローバーの車両製造工場にエンジンを供給している。2015年にはINGENEUMの2.0リッター4気筒ディーゼルエンジンを製造開始し、これまで40万基以上を製造してきた。

今後は既存のディーゼルエンジンに加えて、INGENIUMの最新モデルとなる4気筒ガソリンエンジンを新たに製造していく。4気筒ガソリンエンジンは最高出力が300PSでジャガー・ランドローバー史上最もパワフルとうたっている。ジャガーの「F-TYPE」2018年モデルに搭載予定だ。

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