- 2021-5-11
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- ALTIUS-600, XQ-58A Valkyrie, アメリカ空軍研究所(AFRL), ドローン, 低コスト消耗型航空機技術(LCAAT), 小型無人機(SUAS), 無人戦術航空機, 通信ゲートウェイ
アメリカ空軍研究所(AFRL)は、無人戦術航空機「XQ-58A Valkyrie」の6回目の試験飛行を行い、内部爆弾倉から小型無人機(SUAS)の分離に成功したと発表した。
XQ-58A Valkyrieは、全長30フィート(約9m)、翼幅27フィート(約8m)の無人航空機。巡航速度マッハ0.72(時速約882km)で飛行し、航続距離は3000海里(約5600km)。増大する戦術航空機のコストを抑えることを目的としたAFRLの「低コスト消耗型航空機技術(LCAAT)」ポートフォリオの一部として開発された。
XQ-58A Valkyrieは、滑走路に依存しない、再利用可能な航空機で、幅広い運用任務が可能だ。低調達価格で開発され、従来の有人/無人機と同じ重要任務を達成でき、かつ運用費が大幅に低くなるように設計されている。
XQ-58A Valkyrieから分離されたSUASの「ALTIUS-600」は、全長40インチ(約1m)、展開時の翼幅100インチ(約2.5m)、重量27ポンド(約12kg)の小型ドローン。巡行速度60ノット(時速約111km)で276マイル(440km)飛行、滞空時間は4時間で、電子戦、信号傍受など様々なミッションに使うことができる。
この試験の成功は、低価格高機能ドローンの有用性を示唆しているという。今後の飛行では、第5世代戦闘機との通信ゲートウェイとしての機能の実証試験を行う予定だ。
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AFRL successfully completes XQ-58A Valkyrie flight and payload release test