IDC、2016〜2020年にかけての国内IT市場規模を予測

IT専門調査会社のIDC Japanは2016年5月9日、2016~2020年にかけての国内IT市場規模予測を発表した。同予測は、2015年10月~12月期の実績や最新の景気動向などに基づいている。

IDC Japanの予測によると、2016年の国内IT市場規模は、パッケージソフトウェア市場とITサービス市場が堅調な伸びを示す一方、エンタープライズネットワーク機器を除くハードウエア製品市場がマイナス成長となるため、14兆5683億円(前年比0.4%減)になるという。

2016年の製品別国内IT市場規模は、パッケージソフトウエア市場が2兆8912億円(前年比4.6%増)、ITサービス市場が5兆5003億円(同2.1%増)、ハードウエア市場が6兆1768億円(同4.7%減)となる見通し。また、国内IT市場に国内通信サービス市場を加えた国内ICT市場規模は、25兆2670億円(前年比0.6%減)となる見込みだ。

同社は、2015~2020年における国内IT市場の年間平均成長率(CAGR)を0.8%増、国内ICT市場のCAGRを0.3%減と予測。また、2020年1月にWindows 7のサポートが終了するため、2019年に更新需要増が予測されるPC市場が反動で大幅なマイナス成長になるとして、2020年の国内IT市場規模を15兆2413億円(前年比1.0%減)、国内ICT市場規模を25兆37億円と予測している。

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