フェラーリV8ターボの出力をさらに約7%向上――新型GT「Ferrari Portofino」、日本初披露

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フェラーリ・ジャパンは2018年2月19日、新型GTモデル「Ferrari Portofino」を日本で初披露した。

Ferrari Portofinoには、2016年と2017年、2年連続で「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」を受賞したフェラーリV8ターボが搭載されている。出力は600cv/7500rpm。停止状態からわずか3.5秒で時速100kmに到達する。新しいメカニカルコンポーネントの採用とエンジン制御ソフトウェアの見直しによって、California Tのパワーユニットよりも出力は40cv上昇した。

Ferrari Portofinoに積むフェラーリV8ターボは、高強度アルミ合金ピストン、特殊成型のハイタンブル・インテークマニフォルドなどで構成されており、適応着火マルチスパーク機能を持つイオン検出システムによって、エンジンの全回転数域で燃費の最適化を図った。

さらに新型の高・低圧エアダクトを採用して吸気ロスを削減。ワンピース構造のエグゾーストヘッダーを使用した新デザインのエグゾーストシステムによって、排気効率も向上させている。

エンジン制御ソフトウェアについては、選択したギアに合わせてトルク伝達量を最適化するバリアブル・ブースト・マネジメントを採用。ギアをアップシフトしていくと、エンジンから伝達されるトルクが最大760Nmまで増加する。これにより高速ギアのギアレシオをさらに高めて燃費を改善し、排出ガスを削減した。一方、低速ギアの回転数域では、別のトルク曲線を採用し、力強く連続的な加速を実現したという。

他にも、第3世代の電子リア・ディファレンシャル(E-Diff3)を搭載し、F1-Tracと組み合わせることで、限界域での車輌コントロールも改善。EPS(エレクトリック・パワー・ステアリング)も装備し、E-Diff3と統合することで高速走行時の安定性を保ちつつステアリングレシオを7%引き下げた。デュアルコイル・テクノロジーを採用した磁性流体(MR)ダンピングシステム(SCM-E)によってロールを抑え、荒れた路面における衝撃吸収能力も向上させている。

「Ferrari Portofino」という名称は、イタリアのリーリア州リビエラにある風光明媚な街・ポルトフィーノにちなんで付けられたもの。さまざまな用途で使えるように、14秒でクーペからオープンカーへと姿を変え、トランクを広めに取り、コクピット・スペースにゆとりを持たせている。

車両本体価格(税込)は、2530万円からとなる。

関連リンク

プレスリリース
Portofino:新型フェラーリのエンジンについて
フェラーリ、V8エンジンを搭載した新モデル「Ferrari Portofino」を発表

関連記事

fabcross
meitec
next
ページ上部へ戻る