フィンテック分野と自動車分野の採用が活発化――ロバート・ウォルターズ、4~6月期の人材採用トレンドを予想

人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパンは2018年4月27日、厚生労働省による18年3月分の一般職業紹介状況公表を受けて、4月~6月期の人材採用トレンド予想を発表した。

グローバリゼーションに伴い、国際的なビジネス慣習と英語に堪能な人材が企業が業界に隔てなく、広範な分野で増えているという。同社では、4月~6月期はフィンテック分野と自動車分野で特に人材需要が伸びると予想している。

フィンテック分野では最近、資産運用に用いるロボアドバイザーやスマホ決済アプリの開発を担うプログラマーや、これらのITサービスを金融機関などに売り込むITセールス・スペシャリストの求人・採用が見られるという。そして、フィンテック領域に携わる人材は、オンラインサービス会社、フィンテック会社、コンサルティング会社、金融機関などからの需要が4月-6月期も続伸するとしている。

自動車分野では、電気自動車(EV)の進展に伴い、EV車載電池(バッテリー)メーカーでの採用が活発化しているという。さらに、コネクテッドカー・自動運転の領域では、先進技術のテストやバリデーションを担う人材、制御システムやテレマティクス・サービス領域に携わるエンジニアのニーズが高止まりしているという。同社は、このトレンドが4月~6月期にも続くと見込んでいる。

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