SpaceX、「Falcon 9 Block 5」ロケットの再打ち上げと着地に初成功

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商業衛星の打ち上げビジネスを行う米国のSpaceXは、2018年8月7日午前1時18分(東部夏時間)、ケープカナベラルから「Falcon 9 Block 5」ロケットを打ち上げ、テルコム・インドネシアの通信衛星「Merah Putih」の静止遷移軌道(GTO)への投入に成功した。第1段ロケットは、大西洋上のドローンシップ「Of Course I Still Love You」号に無事着地、回収されている。

この第1段ロケットは、2018年5月11日にバングラデシュ初の通信衛星「Bangabandhu Satellite-1」の打ち上げに使われたものと同じロケット。今回の成功によりBlock 5の再利用性が実証されたことになる。

Block 5は、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運んだ「Dragon」(CRS-15、2018年6月29日打ち上げ)に使われたBlock 4の改良型で、10回以上の再利用が可能だという。ロケットの再利用によって打ち上げコストを劇的に下げるという同社の目標にまた一歩近づいたといえるだろう。

更に、Block 5はISSへ宇宙飛行士を運ぶ「Crew Dragon」の打ち上げに使うことを目指しており、2018年8月3日にNASAとSpaceXはその計画について合意に達した。それによれば、Crew Dragonは2018年11月に無人の試験飛行、2019年4月に有人飛行を行うことが計画されている。これは、2011年のスペースシャトルの引退で途絶えていたアメリカの有人宇宙飛行を再開するものとなるだろう。

関連リンク

Merah Putih Mission
NASA Astronauts Flying Aboard Crew Dragon
Bangabandhu Satellite-1 Mission

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