- 2019-11-28
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- ISFH CalTeC, i-TOPCon(量産型 Tunnel Oxide Passivated Contact), i-TOPCon(量産型トンネル酸化膜パッシベーションコンタクト)技術, SKL PVST(太陽光発電科学技術国家重点研究室), キャストモノシリコン基板, トリナ・ソーラー, 変換効率, 太陽光発電, 太陽電池モジュール

SKL PVST(トリナ・ソーラーの太陽光発電科学技術国家重点研究室)
中国大手太陽光発電メーカーのトリナ・ソーラーは2019年11月27日、n型i-TOPCon太陽電池セルで変換効率23.22%の世界記録を達成したと発表した。
記録を達成したn型i-TOPCon(量産型 Tunnel Oxide Passivated Contact)太陽電池セルは、垂直設置可能な両面受光型で、リンをドープした大面積のキャストモノシリコン基板を使用。低コストで量産体制を構築できる先進のi-TOPCon(量産型トンネル酸化膜パッシベーションコンタクト)技術によって製造された。
この記録は、トリナ・ソーラーのSKL PVST(太陽光発電科学技術国家重点研究室)の主導の下、247.79cm2の太陽電池セルを使用して達成。ドイツの独立認定機関ISFH CalTeCによって確認された。
トリナ・ソーラーによると、この成果は、顧客に差別化された高性能太陽電池モジュールとソリューションを提供するための土台となるという。