- 2019-11-11
- 技術ニュース, 機械系, 海外ニュース
- Doug Chiang, Michael Mauer, Taycan, Xウイング, インコム社, スタイル・ポルシェ, スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け, ポルシェ, ルーカスフィルム
ドイツの自動車メーカー、ポルシェは、2019年12月20日公開予定の映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に登場するスターシップをルーカスフィルムと共同でデザインしていることを明らかにした。
ポルシェのデザインを手掛けるスタイル・ポルシェを率いているMichael Mauer氏は、「明確なポルシェのデザインDNAを持つスターシップの製作は、刺激的でやりがいがある。一見すると両者には多くの点で共通点があるようには見えないが、どちらの世界にも同様の設計哲学がある」と述べている。
公開された資料動画によると、ポルシェとルーカスフィルムが共同でデザインしているのは、共和国軍の軽アサルトシップ。2~4基のエンジンを搭載し、ポルシェ初の完全電気自動車「Taycan」のようなフロントドアが前方に2つ、後方には大型のカーゴドアがあり、最小乗員数はパイロット2人で最大乗員数は5人と説明されている。また、製造はXウイングと同じインコム社という設定だ。
ルーカスフィルムのエクゼクティブクリエイティブディレクターであり、スター・ウォーズシリーズの全デザイン監督責任者であるDoug Chiang氏は、「我々は、このプロジェクトで、はるか彼方の銀河系のエキゾチックな映像デザインと、感情を刺激するポルシェのスポーツカー開発に注ぎ込まれる精密な作業という2つの世界を結びつけています」とコメントしている。このスターシップのモデルは、2019年12月に行われる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のプレミアで公開予定だ。
また、このプレミアではTaycanの展示も行われる予定だ。Taycanは2019年9月初旬に発売されており、2019年末にはアメリカでの納車が始まる予定。ヨーロッパでの顧客引き渡しは2020年初頭の見込みだ。