米GE Aerospace、回転デトネーション燃焼が可能なデュアルモード・ラムジェットの実証テストに成功

Photo credit: GE Aerospace

米GE Aerospaceは、米ニューヨーク州ニスカユナのリサーチセンターで、回転デトネーション燃焼(Rotating Detonation Combustion:RDC)を超音速流中で行う、世界初と考えられる極超音速デュアルモード・ラムジェット(Dual-Mode Ramjet:DMRJ)のリグ試験に成功したと発表した。

典型的なエアブリージングDMRJ推進システムは、速度がマッハ3を超えたときに作動開始できる仕組みだ。同社は、より低い速度でも動作可能な回転デトネーション対応DMRJの開発に取り組んでいる。超音速で衝撃波を伴って伝播する燃焼波であるデトネーションを連続発生させるRDCを採用する新アーキテクチャーは、効率性を高めて航続距離がより長くなる可能性がある。

GE Aerospace社長兼CEOのAmy Gowder氏は、今回の試験の成功について「10年以上にわたってわれわれがRDC開発に取り組んできた成果である」とし、2022年のInnoveering買収が極超音速推進およびラムジェット分野での先端技術と経験をもたらしたとしている。

RDCを採用したDMRJのデモンストレーションの開始から終了までにかかった期間は、わずか12カ月だったという。同社のチームは、このDMRJの完全版を2024年に規模を拡大して実証するという目標に向けて、開発を進めている。

関連情報

GE Aerospace Demonstrates Hypersonic Dual-Mode Ramjet with Rotating Detonation Combustion | GE Aerospace

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