水中の敵を射抜く!――水中を突き進む銃弾をアメリカ特殊作戦軍が新開発

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

水の中で発砲しても真っすぐ突き進み、水中にいる敵を狙撃できる銃弾をアメリカ特殊作戦軍が兵器製造会社と共同で開発中だ。

水面下で一般的な弾丸を撃っても、空気より密度が高い水の中では弾丸の推進力が大幅に落ちてしまうため、敵を倒すのが容易でないことはよく知られた事実だ。しかし、今回開発された銃弾「CAV-X」は、空中のターゲットはもとより、水中のターゲットに対しても高い効果を発揮する。

CAV-Xはバージニア州のDSG Technologies製で、先端がタングステンでできている。CAV-Xがターゲットに向かって水中を突き進めるのは、水の中を移動する際にその先端部が小さな気泡を作り出すためだ。この泡が銃弾の摩擦抵抗を大幅に軽減し速度を維持するという。

CAV-Xの特徴は斬新な形状とその質量だ。多層構造物でも貫通する能力を備えており、その形状は、繊維構造、泥、砂で覆われているターゲットに対しても効果がある。

CAV-Xには「A2」と「X2」の2種類があり、いずれも水中を移動する性能を備えている。

A2は、空中や水中にあるターゲットに発射する場合、最も強力な威力を発揮するが、水中のターゲットに向けて発射するときは空中から撃ち込む必要がある。

一方、X2は水中戦闘員や水面下で作戦を行う特殊部隊用で、水中、空中、空中から水中へ向けて、あるいは、水中から空中に向けて発射できる。

関連リンク

CAV-X – Supercavitating Ammunition

関連記事

アーカイブ

fabcross
meitec
next
メルマガ登録
ページ上部へ戻る