高出力青色ダイレクトダイオードレーザーの波長合成技術を開発――高ビーム品質青色レーザーを高出力化 パナソニック

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パナソニックは2020年1月29日、高出力青色ダイレクトダイオードレーザーの波長合成技術を開発した。高出力青色レーザー光源の開発で、ダイレクトダイオードレーザー(DDL)の波長合成技術(WBC)を用い、高ビーム品質で世界最高出力を実証したという。

高ビーム品質青色レーザー(波長帯域=400~450nm)の高出力化は、WBC技術により、複数のバーレーザーに形成された100本以上のエミッターからの光をビーム結合している。

WBC技術では、波長に応じた角度で、複数のエミッターから放射された異なる波長をもったビームを回折格子上に重ね、全ビームに共通する部分透過ミラーと各エミッター端面との間で共振させ、1つのビームに結合する。この結果、部分透過ミラーから放射されたビームは、BPPが1.5mm・mradという高いビーム品質で、135Wの高出力となった。ビーム品質を保ちながら、レーザー光源数を増やして高出力化できるという。

これまでの青色レーザーシステムと比較し、2桁高いレーザー強度への扉を開く実証となり、自動車産業などで需要拡大が見込まれるファインプロセスに最適な高ビーム品質、高出力短波長レーザー光を提供できる。同社は今後、同光源を搭載した加工システムの開発、レーザー加工プロセスの最適化を推進していく。

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