英モーガン、新型「Plus Four」を発表――ビンテージ感はそのままに、97%を新設計

英Morgan Motor Companyは、2020年3月3日、新型「Plus Four」を発表した。新世代のCXジェネレーション接着アルミプラットフォームを採用し、同社では初めてBMW製2.0L直列4気筒DOHCツインパワーターボエンジンを搭載した。

今回のモデルでは外観は大きく変わっていないものの、従来モデルから97%が新しく設計されたという。

搭載エンジンの2.0L直列4気筒DOHCツインパワーターボは、最高出力258ps(190kW)、最大トルク400Nm。トランスミッションは8速ATと6速MTを選択できる。車両重量は8速AT車が1009kg、6速MT車が1013kgだ。最高速度は時速240kmと発表されている。

CO2排出量は、AT車で159g/km、MT車で165g/km。同社の「Roadster」と比較してCO2排出量を約30%削減しているという。

LEDを用いたフロント/リアライトやオートマチックヘッドライト、ABS、パワーステアリング、サンバイザー、ドアチェックストラップを標準装備し、オーディオシステムにはBluetooth接続機能を搭載している。

ボディカラーに合わせてレザーシートやフロアカーペットのカラーを変更するオプションもある。英国市場での販売価格は6速MT車が6万2995ポンド(約810万円)、8速AT車が6万4995ポンド(約840万円)。英国では既に受注販売を開始しているが、日本での販売は未定だという。

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