「STAY AT HOME」――新型コロナウイルス対策の影響でオンライン会議やバーチャルイベントが急増

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新型コロナウイルス感染症の急速な感染拡大を防ぐため、日本でも集会や行事の開催方法変更、移動方法の分散、リモートワーク(在宅勤務)やオンライン会議などできる限り工夫して対策を講じるよう、国民に呼びかけている。また、「ソーシャル・ディスタンシング(感染症対策で人同士の距離を取り直接の接触機会を減らすこと)」を実践する取り組みも進んでいる。

インターネット上でスケジュール調整サービスを提供しているDoodleが、世界中のプレミアムユーザーが設定したオンライン会議の件数を調査したところ、2020年3月1日~3月20日に開催されたオンライン会議は、前月の同時期と比べて42%増加していたことが分かった。内訳を見てみると、1対1ミーティングは33%、グループミーティングは48%の増加だった。

自分の会社のオフィスに出勤せず自宅で仕事をするリモートワークを実践する場合、テレビや家族などに気を取られたり、家事や育児のために会議をキャンセルしたりと、集中して生産性を維持することが難しい場合もある。しかし、オンライン1対1ミーティングが増加したということは、従業員が企業の一員として役割を果たすために必要な時間を作り出していると考えられる。

オンラインでのグループミーティングの増加は、また別の側面を見せる。ゲームやクイズ系イベントは2020年2月と比べて44%増加した。ヨガ、ダンス、エクササイズ、トレーニングなどのフィットネス系イベントは100%増加し、オンライン飲み会に至っては、296%の増加を見せた。

リモートワークの経験者によると、初めは新鮮で開放感を感じても、しばらくすると最初のわくわく感は消え、孤独を感じるようになるという。2020年3月に前月比で増えたグループミーティングは、「ソーシャル・ディスタンシング」が生んだ孤独と戦う解毒剤のようなものだとDoodleは表現している。外出制限が続く中、人々はデジタルの力とグループの力をうまく利用してお互いを刺激し合い、心身の健康を維持していると分析している。

また、今回の調査結果データによると、2020年3月に予約されたオンライン1対1ミーティングの実施時間は、前月比で平均6%減少していたという。これは、自分の時間をより大切にするようになったことで、オンライン会議を必要最低限の時間で行うなど時間管理が上手になっていることを示していると考えられる。これは、非常に重要なことで、時間管理が上手になればなるほど、より集中して生産的に仕事に取り組めるようになるだろう。

Doodleは、今後も数週間から数カ月に渡って、状況がどのように変化するか調査を続けるとしている。

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