米陸軍、地上車両からのドローン射出試験を実施か――新技術実地評価イベントでの画像をツイート

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Area-I

米陸軍のFuture Vertical Lift Cross-Functional Teamは、2021年5月13日(米国時間)、地上の車両からドローンのような物体を発射している画像をTwitterに投稿した。「#EDGE21 the ultimate soldier touch point.」と書き添えられたこのツイートに注目が集まっている。「EDGE21」は2021年5月にユタ州ダグウェイ実験場で開催された「Experimentation Demonstration Gateway Event 2021」のことで、「soldier touch point」とは研究開発過程で行われるプロトタイプの実地評価テストイベントを意味する。

自動車関連ニュース等を発信しているWebサイト「The Drive」は、同日にこの画像についての記事を掲載し、「超軽量戦闘用車両DAGORと思われる車両に取り付けられた空気圧統合型発射システム(Pneumatically Integrated Launch Systems: PILS)2基の内1基から発射された、鮮やかに塗装されたALTIUSの見慣れた形が写っている」と報じている。

「ALTIUS」は、2021年4月にAnduril Industriesに買収されたArea-Iの小型無人航空機システムのことだ。ツイート内の画像に写っている物体は「ALTIUS-600」と推測されている。

米陸軍のArmy News Service(ARNEWS)による2021年3月18日付記事では、陸軍航空隊が2021年5月にユタ州ダグウェイ試験場で最初のEDGE21を実施する予定だと報じていた。この演習では、陸軍が機動的かつ効果的に共同のキルチェーンを終えることを目指しているため、目標発見から攻撃までの一連の流れとなるセンサー・ツー・シューター(sensor-to-shooter)システムの進歩を示すことになるだろうとしていた。

また、EDGE21は電子戦の要素も含んでおり、統合視覚拡張システムを搭載した航空機に対する現実的なマルチドメインオペレーション(MDO)シナリオを作成するとも伝えられていた。MDOとは、米陸軍が全ての作戦領域(ドメイン)をまたいで、どのように戦うかを描くものだ。ALTIUS-600は空、海、地上の発射システムから発射できるMDOシステムをサポートしている。

関連リンク

Future Vertical Lift Cross-Functional Team(Twitter)
Army aviation undergoing changes to meet MDO requirements
The Army Is Testing Arming Its Light Tactical Vehicles With Drones (Updated)
ALTIUS-600

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