垂直離着陸する固定翼産業用ドローン発売――最大時速100kmで50kmまで飛行 エアロセンス

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エアロセンスは2020年8月6日、測量、点検、物資輸送など多岐にわたるソリューションに向けた自律飛行型ドローン・プラットフォームとして、固定翼産業用ドローン「AS-VT01」の販売を2020年10月から開始すると発表した。1kgまでの荷物を搭載して垂直離着陸し、最大時速100kmで50kmまで飛行できる。価格は550万円(税込)となる。

AS-VT01は、自社開発フライトコントローラーの採用をはじめ、自社開発制御ハードウェアとソフトウェア、品質/保守体制をベースに、独自技術を多数搭載したVTOL(Vertical Take-Off and Landing Aircraft:垂直離着陸型固定翼ドローン)だ。可搬重量と飛行距離に着目し、基礎実験や実際の運用を想定した実証試験を重ね、そこから得られた知見とノウハウからドローン・プラットフォームとして製品化したものになる。

同製品は、固定翼により、従来機「AS-MC03-T」に比べて前進効率が高く、移動距離当たりの燃費効率が優れている。垂直離着陸技術が組み込まれているため、固定翼機の高速性に加えて、離着陸場所を選ばない回転翼機の離着陸性を兼ね備え、さまざまな用途に対応できる。

最大飛行距離については、固定翼の採用による前進効率の向上、機体全体の空力性能の向上、徹底的な機体の軽量化によって50kmを達成。従来機と比べて5倍の遠距離飛行を可能にした。また、推力重量比にゆとりをもたせることで、1kgまでの貨物を運搬できるようにしている。高解像度カメラを搭載してのフライトも可能だ。

想定される主な用途は、土木事業での測量、設備の保守/点検、精密農業など。数十ヘクタールに及ぶ広範囲な自動測量や山間部の設備の保守/点検のほか、大規模農場での土壌の特徴や作物の成長のばらつきの把握などへの活用が見込まれる。

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