【CEATEC 2020】アルプスアルパイン、ニューノーマル社会に対応する非接触操作デバイス「タッチレス操作パネル」を発表

アルプスアルパインは、2020年10月20日から10月23日までオンライン開催された「CEATEC 2020 ONLINE」に、同社の高感度静電検出技術を活用し、非接触でさまざまな操作ができる非接触操作デバイス「タッチレス操作パネル」を出展した。

同社によると、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、特に厳格な衛生管理が求められる病院や介護現場、不特定多数の人が接触するセルフレジやエレベーターのボタンなどを中心に、タッチレス操作のニーズが高まっている。

今回出展したタッチレス操作パネルは、同社が培ってきた高感度静電検出技術を活用。絶対自己容量検出方式を用いた高感度静電センサーによって100mm離れた手や指を検出し、さらに近づけることで操作アイコン選択などの操作を可能にするものだ。手や指を近づけだけでコントロール画面を表示させたり、指の近接および静止によってアイコン選択を検知したり、さらに非接触でのスワイプ操作にも対応する。

同デバイスは、CEATEC AWARD 2020の「ニューノーマル社会を支える要素技術・デバイス部門」にてグランプリを受賞した。

その他、同社独自の統合ECUであるHPRA(High Performance Reference Architecture)を用いたソフトウェア処理によって、後部座席まで含めた自動車の乗員全員の五感に訴えかけることで快適な移動空間を創出する「デジタルキャビン」などを展示している。

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