200℃まで測定可能な赤外線センサーのサンプル提供を開始――キッチンや工場設備の監視に最適 三菱電機

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三菱電機は2022年12月6日、200℃まで測定可能な赤外線センサー「MIR8060B3」のサンプル提供を2023年2月1日に開始すると発表した。2023年5月の製品販売開始を目指す。

同製品は、信号処理やレンズを最適化しており、60℃から200℃までの測定が可能となっている。高温環境となるキッチンや工場設備の監視といった用途に適する。80×60画素で、画角は78º×53ºとなった。

キッチンでは、コンロ全体の温度分布に加えてコンロ前に人がいるかどうかも検知できる。また、工場の高温設備監視では、人の有無や行動把握と設備の高温分布検知を同時に行うことが可能。設備の異常検知など工場オペレーションを最適化できるほか、安全性の改善にも寄与する。

キッチン具材の温度分布

加えて、キッチンや設備監視の熱画像例やリファレンスデザイン、デモキット(78×54×13mm)といったユーザーサポートツールを提供する。顧客による製品企画から開発完了までの期間短縮に寄与する。

デモキット

フレームレートは4fpsと8fpsから選択可能。その他、温度分解能が400mK(Typ.)、消費電力が50mA以下となった。

サイズは19.5×13.5×9.5mm。通信インタフェースはSPI(Serial Peripheral Interface)を採用した。

同製品は、防犯機器や空調機器、高齢者施設での見守り、人数カウント、体表面温度測定、スマートビルといった分野において、人や物の識別、行動把握を可能とするサーマルダイオード赤外線センサー「MelDIR(メルダー)」の新製品として位置づけられている。

これまでのMelDIRは、温度範囲が−5~60℃となっていた。2019年に市場投入されており、高齢者施設での見守り分野や空調機器といった用途向けに主に国内で展開されていた。

ただし、顧客からはキッチンなどでの高温環境下の使用や工場設備での温度分布などの把握に対する要望が寄せられていた。これを受けて、今回の新製品開発に至っている。

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