「対向式ダイレス成形」などの新技術を用いた「NISMOヘリテージパーツ」を商品化――製造廃止になった純正補修部品を再供給 日産自動車

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日産自動車は2021年3月15日、「対向式ダイレス成形」「3Dプリンター技術」などの新技術を用いた「NISMOヘリテージパーツ」を商品化すると発表した。

NISMOヘリテージパーツは、同社のパフォーマンスカーに長く乗り続けてもらうために、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル、およびオーテックジャパンと共同で、製造廃止になった純正補修部品を再供給しているパーツだ。

今回、同パーツに適用するのは対向式ダイレス成形と3Dプリンター技術だ。2019年に発表した対向式ダイレス成形は、金型を用いずにボディパネルを成形する、少量生産に対応する技術として開発。棒状の工具を取り付けたロボットがパネルを徐々に変形させながら成形する「インクリメンタル成形」技術を利用する。対向に取り付けられた成形工具によって複雑な形状を成形できるのが特徴だ。

この技術を活用して今回、R32型スカイラインGT-Rのリアパネルを商品化する。同成形法および鏡面化ダイヤモンドコーティング工具による無潤滑加工をベースに、熟練作業者の板金ノウハウを取り入れながら試作を繰り返し、商品化を実現した。

また、今回新たにSOLIZEと共同で3Dプリンター技術を開発。同技術を活用してR32型スカイラインGT-Rのハーネス用プロテクター(樹脂部品)を商品化する。ハーネス本体を製造するサプライヤーと協力し、3Dプリンターでの成形に適した部品の再設計および性能評価を行い、高い品質基準を満たした部品の商品化を短期間で完了させることができたという。

NISMOヘリテージパーツは、2017年12月より販売を開始し、約3年間で販売開始時の80部品から、300部品以上に拡大している。

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プレスリリース
金型不要のボディパネル成形技術「対向式ダイレス成形」を実用化――多品種少量生産の部品製作などに活用 日産

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