デジタル業務用無線機の自動測定機能ソフトウェアを販売開始――4値FSK方式、新スプリアス規格にも対応 アンリツ

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アンリツは2021年9月21日、同社のシグナルアナライザ「MS2830A」、「MS2840A」のソフトウェアとして、デジタル業務用無線機の自動測定機能「MX283060A」の販売を開始したと発表した。

同ソフトウェアは、消防救急デジタル無線やデジタル防災行政無線、上下水道、電力、ガス、鉄道、タクシー、放送などに用いるデジタル業務用無線機の送信試験を一括で測定し、保守点検を自動化するものだ。従来機種では対応していなかった新スプリアス規格にも対応した。

「ARIB-STD T61/79/86」に準拠した同社のデジタル消防、防災無線自動測定ソフトウェア「MX269057A」に、「ARIB-STD T98/102/115/116、B54」に準拠した4値FSK方式(4段階の周波数変化によりデータを伝送するデジタル変調方式)の無線システムの自動測定機能を追加している。

制御用外部PCやシグナルアナライザ本体にインストール可能となっており、ソフトウェア上で選択した試験項目を一括実行して測定結果を一覧表示およびファイル保存することで、保守点検の効率化や測定時間の短縮が可能となっている。

自動化できる試験項目は、送信電力や周波数、スプリアス、占有帯域幅、隣接チャネル漏洩電力、変調精度(EVM)、原点オフセット、FSKエラー、周波数偏移、伝送速度精度となっている。このうち、原点オフセットおよびFSKエラーはベクトル変調解析ソフトウェア「MX269017A」搭載時に、周波数偏移および伝送速度精度はアナログ測定ソフトウェア「MX269018A」搭載時に測定できる。

なお、永久ライセンスに加えて、6か月有効なタイムベースライセンスも販売している。

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