精密なリアルタイム制御を実現する高精度3Dホール効果センサを発売 日本TI

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日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は2021年10月14日、業界最高水準の精度を持つ3Dホール効果位置センサ「TMAG5170」を発売したと発表した。最大20kSPSでの測定が可能で、高速機械動作に対応し、高精度なリアルタイム制御を実現する。

TMAG5170は、室温でのフルスケール総合誤差2.6%、ドリフトが総合誤差の3%という、同クラスでは最高レベルの精度を持つ。この数値は競合製品に比べて30%小さく、交差軸磁界が存在する環境では競合デバイスより35%以上小さい誤差を実現する。

また、角度計算エンジンや測定の平均化、ゲイン補償、オフセット補償などの機能を統合し、センサと磁気素子の向きをフレキシブルに設定できる。オフチップでの計算も不要で、設計を簡素化し、システムの柔軟性を高められる。また、計算機能を内蔵しているため、システムのプロセッサ負荷を最大で25%低減。低消費電力の汎用マイコンと組み合わせるとシステム全体のコストを抑えられる。

さらに、複数の動作モードを備えており、システム性能を維持しながら、他のリニア3Dホール効果位置センサと比較して70%以上消費電力の削減が可能になる。こうした各種モードを適切に設定すれば、システム効率が重視されるバッテリ駆動デバイスや軽負荷モードでも、1SPS~20kSPSのサンプリング範囲で電力を最適化できる。

TMAG5170は4.9×3mmの8ピンVSSOP(超薄型シュリンク・スモール・アウトライン・パッケージ)。1000個受注時の参考価格は1.139ドル(約130円)からとなっている。

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