リコージャパンは、独フランクフルト市で開催された世界最大の3Dプリンター展示会「formnext(フォームネクスト) 2021」についてのオンライン報告会を2022年3月1日に開催する。昨年11月に開かれたformnextは2年ぶりのリアル展示会で、世界36カ国/地域から606社が参加し、多くの新技術や新製品が発表された。
formnextは2015年に初めて開催され、毎年、フランクフルト市で開かれている。自動車や航空、機械工学、医療技術、電気工学などの幅広い分野で活用が進む工業用3Dプリンターを中心に、世界中から製造や加工に関する技術、製品、サービスが出展される。
2020年のformnextは新型コロナウイルス感染症拡大の影響でオンライン開催となった。今回は感染対策を取りながら、2年ぶりのリアル開催となり、主催者によると76カ国/地域から約1万8000人が来場した。
報告会では、日本3Dプリンティング産業技術協会の松岡司常務理事が、今回の展示会の特徴や海外の最新動向を紹介。報告会の後には質疑応答も行われる。
同社では「3Dプリンターの最新情報や最新造形方式、海外の最先端情報を知りたい個人や企業に参加してほしい」としている。
報告会は3月1日午後2時から1時間。定員は300人で参加費は無料。