ノルウェーのEVスタートアップ、走行距離1000kmのEV「Fresco XL」を発表

ノルウェー・オスロに拠点を置くEV開発企業Fresco Motors ASは、8人乗りの新型EV「Fresco XL」を発表した。車体表面にほとんど段差のない近未来的な空力デザインが施されたFresco XLは、内燃機関を持たないフルEVで、1充電で約1000kmの走行が可能だという。

FrescoのCEO兼会長のEspen Kvalvik氏は、「Fresco XLは、各車軸に電気モーターを配置した全輪駆動(AWD)を採用したことで滑りやすい路面でのトラクションを向上させ、オフロード性能も高めている」と述べている。

同社COO兼取締役のAdrian Kristofer Locklindh氏は、「Fresco XLは、走行距離の不安を解消する超大型バッテリーパックを搭載するだけでなく、高いエネルギー効率を実現するエアロダイナミクスリムを搭載している」と述べ、「大容量バッテリーはバックアップバッテリーとしても利用できる。ボディサイズもかなり大きいため、シートを倒してフラットにすれば、キャンピングカーとしても使える」としている。

サイトを見る限り、外観デザイン以外の仕様は不明だが、Fresco XLは予約販売を受け付けている。プレオーダーが1万クローネ(約14万円)、オーダーには100万クローネ(約1400万円)が提示されている。

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