地中に埋めて、自然の力を利用して冷却保存するサステナブル貯蔵庫「Groundfridge」

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本体部分を地中に埋め、自然の力を活用して内部を冷却する保存庫システム「Groundfridge」がオランダで販売されている。Groundfridgeは、オランダ東部アーネムにある、元は学校だったデ・クライネ・キャンパスの校庭を実験場として開発が進められている。かつての学校が仕事と生活のスペースとして生まれ変わり、そこはサステナブルな労働環境が正しいと考える企業や個人にとって最適な場所だという。

Groundfridgeはその名の通り地中に埋めて使う貯蔵庫で、庫内温度はおおよそ地下1メートルの地中温度とほぼ同じ。球形の庫内温度は、土壌型、地下水位、日照、盛り土の植生、平均外気温など、埋める場所の要因に影響されるが、西岸海洋性気候で東京と比べるとやや涼しいオランダでは、通常4~15℃の間で推移しているとのこと。充電式バッテリーによる電力だけで換気が可能で、夜間の最も涼しい時間帯に電動ファンで換気をする。

Groundfridgeはワインや食料品、家庭菜園などに使うものを保存することを想定しており、総容積は約7.8立方メートルで、庫内の棚板には3000リットル収納が可能。中の高さは2.1メートルほどで、備え付けられた階段で庫内への出入りが可能だ。

Groundfridgeは繊維強化複合材で作られており、厚さ80~100mmの層にサステナブルな高品質の発泡断熱材を使用している。出入口となる扉のヒンジ(蝶番)と付属部品はステンレス製で、庫内に据え付ける棚板は防水合板で作られている。庫内の掃除を除いて、メンテナンスは不要だ。

棚板を含むGroundfridgeの価格(VAT込)は1万4000ユーロ(約190万円)で、電化部品を除く、本体、扉、扉の金具、棚板などに2年間保証が付いているとのことだ。購入希望者は公式サイトのメールフォームから詳細について問い合わせる必要がある。

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Groundfridge The naturally cool cellar

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