ロボット犬が果樹園の作業を自動化する――「RoboCrop(ロボクロップ)」プロジェクト

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イギリスの独立系研究組織MTC Liverpoolは、同国内の果樹農園Bardsley Englandと共同で、先進的なロボティクス技術の活用を探求する「RoboCrop」プロジェクトを進めている。プロジェクトの狙いは農作物の収穫量と品質向上と、より持続可能な農業セクターの構築だ。

RoboCropは、米Boston Dynamicsが開発したロボット犬「Spot」を使用して、計850haの果樹園で作物の生育状態を監視する。Spotの背中には、MTCが開発したペイロードを搭載する。ペイロードの構成は、オンボードコンピュータ、ロボットの行動を自律制御する4Kカメラシステム、作物をスキャンして病気や害虫を検出する画像処理システムだ。

ある研究によれば通常、殺虫剤の98%以上、除草剤の95%以上は、標的だけでなく農地全体に散布されているという。Spotを導入して適切な場所とタイミングで薬剤を散布することで、薬剤の使用量を削減する。また、果樹園から収集したデータをリアルタイムに反映するユーザーインターフェースを使用して、ロボットを効率的に管理する。農薬使用量の削減によって収穫量を増やして生産品質を向上させ、人件費を削減しつつ付加価値の高い仕事にリソースを割くことが狙いだ。

Bardsley Englandは、2030年までに果樹園を完全自動化することを目指している。農業のデータ化を積極的に推進してコスト削減と増益の達成、そしてより持続可能で環境に配慮した栽培が可能になるという。

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ROBOCROP: SPOT THE ROBOTIC DOG

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