- 2022-7-27
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- 5G, Beyond 5G, カーボンナノチューブ(CNT), セルロースナノファイバー(CNF), ノイズ抑制シート, 伝導ノイズ, 北越コーポレーション, 放射ノイズ
北越コーポレーションは2022年7月25日、5GおよびBeyond 5Gに対応可能な電磁波ノイズ抑制シートを開発したと発表した。紙基材とフィルムの2種類をラインアップに揃えている。
今回開発したシートは、カーボンナノチューブ(CNT)をシート表面に塗布しており、厚みが0.055mm以下となった。同社が研究を進めてきたセルロースナノファイバー(CNF)の技術と、コート紙製造などで培った塗工技術を組み合わせている。
伝導ノイズと放射ノイズの双方に抑制効果を有する。伝導ノイズでは、発表によると従来品と比べて10GHz以上の高周波数帯域に優れるという。
また、放射ノイズに関しても、5G帯域と4G帯域の双方において抑制効果を有する。発表によると、800MHzでも高い効果を確認できたという。同帯域は4G通信において重要な周波数帯域であり、プラチナバンドと呼ばれる。