米NASA、月面で水の存在を確かめる人工衛星「Lunar Flashlight」の打ち上げへ

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Credits: NASA/JPL-Caltech

米航空宇宙局(NASA)は2022年10月29日、月面のクレーターにレーザーを照射して水の存在を調査する人工衛星「Lunar Flashlight」を、2022年11月に打ち上げると発表した。

月では、水が氷の状態で存在することは知られている。月の極域付近には太陽光が永久に当たらないクレーターがあり、その内部を氷霜が覆っていると考えられているが、確認ができていない。氷の存在を確認できれば、将来的に月面で飲料水や呼吸用の酸素を確保できる。

Lunar Flashlightの寸法はブリーフケースほどで、打ち上げには、米フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍施設からSpaceX Falcon 9ロケットを使用する。その後、月の周回軌道に入って観測地点への接近機会を狙う。

この小型衛星は推進剤の搭載量に制約があるため、省エネルギーな周回軌道「Near-Rectilinear Halo Orbit」を使用する。この軌道は、遠地点は7万kmだが月の南極上空では15kmまで近接する。その位置から水分に吸収されやすいレーザー波をクレーターに向けて照射し、月面からの反射波を反射率計で観測して水の存在を推測する。

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NASA’s Lunar Flashlight Ready to Search for the Moon’s Water Ice

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