PininfarinaのハイパーEV「Battista」、同時に3つの速度記録を樹立

独Automobili Pininfarinaは、同社がPure-Electric Hyper GTと位置付けるEV「Battista」の中東でのデビューに際して、アラブ首長国連邦にあるサーキット「Dubai Autodrome」におけるテストの模様を公開した。またその結果を、2022年11月21日のプレスリリースで発表した。

同社は今回のテストで、Battista hyper GTの加速性能とブレーキ性能を初めて公表した。加速テストでは、独自のローンチコントロール技術によって、0-時速100kmを1.86秒、0-時速200kmを4.75秒というF1カー並の性能を記録した。また、ブレーキのテストでは時速100kmから31mの制動距離で停止させた。

同社によると、純粋なEVであるBattistaの最高出力1900PSと最大トルク2340N・mという性能は、イタリア車史上最もパワフルだという。最高時速は350km、国際標準WLTPの測定法による航続距離は最大476kmで、開始価格は約3億1600万円だ。

Battistaは、イタリアのCambianoに在籍する熟練工が、1台あたり1250時間以上の作業を施して150台を生産する。デザイン、設計、製造をすべてイタリアで行い、Battista hyper GTと今後のすべてのモデルは、Pininfarinaというブランド名のもと、世界の主要市場で販売される予定だ。

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